トイレの配管形状別詰まりの原因と解消法|自分でできる対処&業者に頼むタイミング


トイレが詰まると、一瞬で日常生活が不便になりますよね。
しかも、「何度もラバーカップを使っても流れが悪い」「水が便器から溢れそう」といったトラブルは、配管の形状や構造に原因があることも多いのです。

この記事では、トイレ配管の形状別(S字・P字・床下直結など)に起こりやすい詰まりの原因と、正しい解消方法を詳しく解説します。
あわせて、業者に依頼したほうが良いケースや費用相場、予防方法も紹介します。


トイレ配管の基本構造を知ろう

トイレの排水構造には、主に次の3種類の形状があります。

配管形状 特徴 詰まりやすさ
S字トラップ 水封(臭いを防ぐ水の溜まり)を確保しやすく、昔ながらの住宅に多い 中程度
P字トラップ 壁排水に多く、見た目がスッキリ。近年の新築やリフォームで主流 やや詰まりにくい
床下直結タイプ 床排水のトイレに多く、排水管が床下を通る構造 詰まりが奥に発生しやすい

この形状によって、「トイレットペーパーの流れ方」や「異物が溜まりやすい位置」が変わるため、詰まりの原因を突き止める際に非常に重要なポイントになります。


配管形状別|トイレ詰まりの主な原因

【1】S字トラップの詰まり原因

  • トイレットペーパーや便の塊がカーブ部分に引っかかる

  • 水量が少ない節水型トイレで流しきれない

  • 掃除ブラシやおもちゃなどの異物混入

解消法:ラバーカップ(スッポン)を使い、数回圧力をかけて吸引。
それでも改善しない場合は、**ワイヤーブラシ(トーラー)**で奥を清掃。


【2】P字トラップの詰まり原因

  • ティッシュペーパーや生理用品など、水に溶けないものの投入

  • 長期間の使用で排水管内に尿石やカビが付着

解消法:ぬるま湯(40℃程度)+中性洗剤を流し、15分ほど放置してから流す。
軽い詰まりならこれで解消できる場合も。
頑固な場合は**パイプクリーナー(塩素系)**を使用。


【3】床下直結タイプの詰まり原因

  • 床下の配管に油脂や尿石が蓄積し、水流が悪化

  • 排水管の勾配不良(リフォーム後などに多い)

  • 奥の排水マスでの詰まり

解消法:トイレ本体ではなく、屋外排水マスを点検。
そこに汚れが溜まっていたら、高圧洗浄機で一気に除去するのが効果的。
業者依頼の相場は8,000円〜15,000円程度


自分でできる詰まりのチェックと応急処置

  1. 水を少量流してみる(完全に流れない場合は無理に流さない)

  2. ラバーカップで圧力をかける

  3. 重曹+クエン酸(またはお酢)を使用
     → 泡の発生で汚れが浮き上がる自然派クリーニング

  4. ワイヤーブラシ(排水管クリーナー)で内部掃除

※ 注意:金属製ワイヤーは便器を傷つけることがあるため、樹脂タイプを使用


詰まりが解消しないときに呼ぶべき業者の種類

トイレ詰まりを直す業者には次のようなタイプがあります。

業者タイプ 特徴 費用目安
水道修理業者(24時間対応) 詰まり・水漏れ全般に対応 5,000円〜15,000円
ハウスクリーニング業者 排水マスや配管全体の清掃 10,000円〜20,000円
リフォーム会社 勾配や配管構造の改善 見積もり制(20,000円〜)

悪質業者を避けるためには、**「見積もり無料」「作業前に料金提示」「口コミが多い」**業者を選びましょう。


トイレ詰まりを防ぐための予防対策

  1. ティッシュ・ウェットティッシュを流さない

  2. トイレットペーパーは一度に大量に流さない

  3. 週1回はぬるま湯を流して配管内を洗浄

  4. 半年に1回、排水マスを掃除

  5. 節水トイレの場合は、詰まりにくいペーパーを選ぶ

これらを実践するだけで、年間で数万円の修理費用を防ぐことも可能です。


まとめ|配管形状を知れば詰まりの原因が見える

トイレ詰まりは、単なる「流れが悪い」だけでなく、
配管形状や内部の構造に左右される奥の深い問題です。

  • S字型:紙や異物がカーブで詰まりやすい

  • P字型:水に溶けない物や尿石が原因

  • 床下直結型:配管奥や屋外マスでの詰まりに注意

まずは配管タイプを確認し、
軽い詰まりならラバーカップ・重曹・洗剤などで対処。
それでも改善しない場合は、信頼できる業者に依頼するのが安全です。

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