もう悩まない!トイレ詰まりを防ぐための排水管設置の極意


トイレの排水管の詰まりは、突然起こる厄介な問題です。特に、新築やリフォームでトイレを設置する際は、できるだけ詰まりにくい構造にしておきたいですよね。実は、排水管の設置方法には、詰まりを予防するための重要なポイントがいくつかあります。

今回は、建築やリフォームの専門家も実践している、トイレ詰まりを防ぐための排水管設置の極意をわかりやすく解説します。これからトイレを設置する方も、将来のトラブルに備えたい方も、ぜひ参考にしてください。


1. 排水管の「勾配」が命!適切な角度で水を流す

排水管の設置で最も重要なのが「勾配」です。勾配とは、排水管が水平に対してどのくらいの傾斜をつけるか、ということです。

勾配が不適切だと、以下のような問題が起こります。

  • 勾配が急すぎる場合:

    水だけが勢いよく流れて、トイレットペーパーや排泄物が管内に取り残されてしまいます。

  • 勾配が緩すぎる場合:

    水がゆっくりとしか流れず、トイレットペーパーや排泄物が途中で滞留し、徐々に詰まりの原因となります。

最適な勾配の目安は、100分の1〜100分の2と言われています。つまり、1メートル進むごとに1〜2センチメートル下がる傾斜です。この角度が、水と固形物を一緒にスムーズに流すために最も効果的なのです。


2. 「配管の曲がり」は最小限に抑える

排水管がL字型やS字型に何度も曲がっていると、その部分に汚れや異物が引っかかりやすくなります。これが詰まりの原因になることが多いのです。

  • 極意: 配管の曲がりはできるだけ少なく、そして緩やかなカーブにする。

管を曲げる際は、90度の急なL字型ではなく、45度や22.5度の緩やかな角度の継手(エルボ)を複数組み合わせて曲げると、水の流れがスムーズになり、詰まりを予防できます。また、横向きの管は、縦向きの管と比べて詰まりやすい傾向があるため、横引きの長さをできるだけ短くすることも重要です。


3. 「排水管の太さ」にも注目する

戸建て住宅の一般的なトイレの排水管は、直径が75mmか100mmのものを使用します。

  • なぜ太さが重要?

    管が太いほど、一度に流せる水の量が増え、異物が詰まりにくくなります。

最近では節水型のトイレが主流ですが、節水型トイレは流れる水の量が少ないため、以前よりも排水管の勾配や太さが重要視されています。専門業者と相談し、使用するトイレに最適な太さの排水管を選びましょう。


4. 業者選びも詰まり予防の重要な鍵

トイレの設置は専門的な知識と技術が必要です。知識のない人が安易に行うと、排水管の勾配や接続が不適切になり、将来のトイレ詰まりの原因になってしまいます。

  • 極意: 信頼できる専門業者に依頼する。

複数の業者から見積もりを取り、施工実績や担当者の説明の丁寧さなどを比較検討することが大切です。また、工事前に排水管の勾配や配管のルートについて、しっかり説明を求めて確認しましょう。


まとめ:排水管の設置は「プロの仕事」

トイレの排水管は、一度設置すると簡単にやり直すことはできません。だからこそ、最初の設置段階で適切な勾配、緩やかな曲がり、そして適切な太さを確保することが非常に重要です。

これらのポイントは専門的な知識が求められるため、DIYではなく必ず信頼できるプロの業者に依頼しましょう。少しの工夫とプロの技術で、将来のトイレ詰まりの心配から解放され、快適な生活を送ることができます。

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