トイレ詰まりをワイヤーで解消!ワイヤー式パイプクリーナーの正しい使い方と注意点
「ラバーカップを使ってもトイレの詰まりが直らない…もしかして、もっと奥で詰まってる?」
トイレの詰まりがひどい場合、トイレットペーパーや大便だけでなく、固形物などが原因で排水管の奥の詰まりが起きている可能性があります。そんな時、心強い味方となるのが「ワイヤー式パイプクリーナー」です。
今回は、プロも使うことがあるワイヤー(通称:トーラー)の正しい使い方を徹底解説します。ホームセンターやオンラインストアで手軽に購入できる専門工具を使って、トイレの詰まり直しに挑戦してみましょう!
【準備編】ワイヤー式パイプクリーナーを用意する
ワイヤーを使う前に、まずは適切な工具を用意しましょう。
ワイヤー式パイプクリーナー(トーラー):ワイヤーの長さや太さには種類があります。購入前に、ご自宅のトイレの詰まりの原因や場所を考慮して選びましょう。
ゴム手袋:衛生面を考慮し、必ず着用してください。
バケツとタオル:作業中に汚れたワイヤーを置いたり、床を拭いたりするために準備しておくと便利です。
ワイヤー式パイプクリーナーには、先端にブラシやらせん状の金具がついているものが多く、これらが詰まりの原因を掻き出したり、絡め取ったりする役割を果たします。
【実践編】ワイヤー式パイプクリーナーの使い方
さあ、いよいよ実践です。ワイヤーの正しい使い方は、たったの3ステップでとてもシンプルです。
ワイヤーを便器の奥に差し込む
ワイヤーの先端を、ゆっくりと便器の排水口に差し込みます。ワイヤーを回しながら入れると、よりスムーズに入っていきます。無理に押し込むと、排水管を傷つける原因となるので注意してください。
詰まりの原因を探る
ワイヤーを奥に進めていくと、詰まりに当たったところで抵抗を感じます。ワイヤーが届かない場合は、無理せず別の原因を疑うか、より長いワイヤーを検討しましょう。
詰まりを解消する
詰まりに到達したら、ハンドルを回したり、ワイヤーを前後に動かしたりして、詰まりの原因を砕いたり、引っ掛けたりします。ある程度の手応えがなくなったら、ゆっくりとワイヤーを引き抜いてください。このとき、詰まっていたものが一緒に引き抜かれてくることがあります。
【これで安心】ワイヤーを使う際の注意点とトラブル解決法
無理に押し込まない:
これが最も重要な使い方のコツです。力任せにワイヤーを押し込むと、排水管を傷つけたり、便器の奥でワイヤーが絡まって抜けなくなったりする失敗につながります。
固形物には注意:
おもちゃやスマホなど、固い固形物が詰まっている場合、ワイヤーで無理に押し込むと、さらに奥へ進んでしまい、詰まりが悪化することがあります。その場合は、無理せずトイレ詰まりの業者に相談しましょう。
作業後は洗浄を:
詰まりが解消されたら、少量の水を流してみて、スムーズに流れるか確認しましょう。その後、残った汚れを流すために、数回水を流すことをお勧めします。
トイレの修理は、専門的な知識が必要な場合もあります。しかし、簡単な詰まりであれば、ワイヤーを使うことで、業者を呼ぶことなく自分で解決できる可能性が高いです。