朝と夜に要注意!トイレ詰まりの多い時間帯と今すぐできる3つの対策
「朝の忙しい時間にトイレが詰まった…」
「夜中にトイレが使えなくなって困った…」
なぜか特定の時間帯にトイレが詰まる、そんな経験はありませんか?実は、トイレの詰まりには時間帯が関係していることがよくあります。
この記事では、トイレが詰まりやすい「魔の時間帯」とその理由を解き明かし、さらに今すぐできる応急処置と、日頃からできる予防策までを分かりやすく解説します。もうトイレの詰まりで焦ることはありません。
はじめに:なぜ特定の時間帯にトイレは詰まりやすいのか?
トイレが詰まるのは、特定の時間帯に家族が集中して使うからです。特に朝と夜は、複数の人が立て続けにトイレを使用するため、詰まりのリスクが急上昇します。
ここでは、特に注意したい「魔の時間帯」とその理由を詳しく見ていきましょう。
魔の時間帯①:朝の通勤・通学前
朝は、家族が次々とトイレを使います。この時間帯に詰まりやすい理由は、主に以下の通りです。
複数人の使用が集中する: 短時間で多くの人がトイレを使うと、排水管に負担がかかります。
流す水の量が足りない: 節水タイプのトイレでは、大を流す際に「大」レバーをきちんと使わないと、水の量が不足して詰まりやすくなります。
魔の時間帯②:夜の入浴・就寝前
夜もまた、トイレが詰まりやすい時間帯です。
寝る前の使用: 夜中に起きてトイレに行く人も多いため、夜間もリスクはゼロではありません。
排泄物以外のものが流される可能性: 掃除用シートやティッシュペーパーなど、トイレットペーパー以外のものをうっかり流してしまうことも、夜間に起こりやすい原因です。
トイレ詰まりの根本原因をチェック!
時間帯だけでなく、詰まりの根本的な原因を理解することも大切です。
原因①:トイレットペーパーの使いすぎ: 一度に大量のトイレットペーパーを流すと、水に溶けきらずに詰まってしまいます。
原因②:異物を流してしまった: スマホ、生理用品、おむつ、猫砂など、トイレットペーパー以外のものを流してしまうと、詰まりの大きな原因となります。
原因③:便器や排水管の構造的な問題: 長年使用している便器や排水管に、汚れが蓄積していると、水が流れにくくなることがあります。
「詰まった!」と気づいた時に試すべき3つの応急処置
いざという時のために、自分でできる簡単な対処法を知っておきましょう。
対策①:お湯と洗剤で詰まりを溶かす方法
便器に50度~60度のお湯をゆっくりと注ぎ、その後台所用洗剤を数滴垂らします。そのまま10~20分ほど放置すると、詰まりの原因が溶けて流れやすくなります。熱湯は便器を傷つける可能性があるため、必ずぬるま湯にしましょう。
対策②:ラバーカップ(スッポン)を使った正しい使い方
便器の穴にしっかりとラバーカップを密着させます。
「ゆっくりと押し込み」、「一気に引く」を数回繰り返します。
この際、水がはねないように注意してください。
対策③:ペットボトルでの対処法
ラバーカップがない場合は、炭酸飲料の空のペットボトルでも代用できます。
ペットボトルの底を切り落とします。
切り口を便器の穴に密着させ、ラバーカップと同じ要領で押し引きを繰り返します。
もう詰まらせない!日頃からできる3つの予防策
詰まりを繰り返さないために、日頃からできる簡単な予防策を実践しましょう。
予防策①:正しい水の流し方を家族で共有する: 「大」を流す際は、レバーを最後までしっかりと引き切るように心がけましょう。
予防策②:トイレに流せるもの、流せないものを再確認する: ティッシュペーパーや生理用品など、トイレットペーパー以外は流さないように徹底しましょう。
予防策③:定期的な掃除とメンテナンス: トイレ用ブラシで便器の奥までしっかりと掃除する、市販のパイプクリーナーを定期的に使うなど、日頃のメンテナンスで詰まりを予防できます。
まとめ:自分で解決できない時はプロに相談するタイミング
この記事でご紹介した方法でも詰まりが解消しない場合は、排水管の奥に問題があるかもしれません。
その際は、無理に自分で対処しようとせず、速やかに専門の業者に相談しましょう。無理な作業はかえって状況を悪化させてしまうことがあります。
日頃から正しい使い方と予防策を心がけて、快適なトイレライフを送りましょう。