【トイレが詰まった】今すぐ試せる応急処置!直し方と原因別の解決策を徹底解説
「トイレの水が溢れそう!どうしよう…」
「今すぐ何とかしたいけど、何をすればいいか分からない!」
トイレの詰まりは、誰にとっても突然起こる大問題です。慌てて水を流し続けてしまうと、状況が悪化することもあります。でも、安心してください。業者を呼ぶ前に、まずは自分でできる応急処置を試してみましょう。
この記事では、自宅にあるものでできるトイレの詰まりの直し方と、業者を呼ぶべきかの判断基準を分かりやすく解説します。
【重要】応急処置を始める前に必ず確認すること
まずは、これ以上水を流すのを絶対にやめてください。水を流し続けると、便器から水が溢れ出し、床が水浸しになってしまう危険性があります。
また、便器に固形物(スマホ、おもちゃなど)を落とした可能性がある場合は、自分で無理に直そうとせず、すぐに業者に連絡しましょう。
【応急処置1】自宅にあるもので試せる方法
ここでは、今すぐ手元にあるものでできる応急処置を3つご紹介します。
1. お湯を流す方法
軽度の詰まりには、お湯が効果的です。トイレットペーパーなどの詰まりを柔らかくし、詰まりを解消しやすくします。
お湯を沸かします。※熱湯は便器を傷つける可能性があるため、50℃〜60℃程度のお湯にしましょう。
便器の水位を下げます。給油ポンプなどで水を汲み出すか、自然に水が引くのを待ちます。
高い位置からではなく、便器の縁の低いところからゆっくりとお湯を注ぎます。
そのまま15〜30分放置し、詰まりが溶けるのを待ちます。
2. 重曹とお酢を使う方法
重曹とお酢が化学反応を起こし、炭酸ガスが発生することで、詰まりを押し出す効果が期待できます。
重曹をカップ1/4程度、便器の中に直接入れます。
その後、お酢をカップ1/2程度、ゆっくりと注ぎます。
炭酸ガスの泡が出てきたら、そのまま30分〜1時間放置します。
最後に、先ほどと同じように50℃〜60℃のお湯をゆっくりと注ぎます。
3. ペットボトルを使う方法
スッポン(ラバーカップ)が手元にない場合に有効な方法です。
500ml〜2Lのペットボトルの底をカッターで切り落とします。
ビニール手袋などをはめて、便器の水の中に切り落としたペットボトルの口を入れます。
便器の排水口にしっかりと押し当て、空気を押し出すように何度か往復させます。
それでもダメなら…プロを呼ぶべき判断基準
何度か試しても詰まりが解消されない場合や、以下のような状況では、業者に依頼することを検討しましょう。
水を流すと水位が上がってくる
うんちや固形物が原因で、全く水が引かない
異物(スマホ、生理用品など)を落としてしまった
プロの業者は、専用の道具や知識で原因を特定し、安全に詰まりを解消してくれます。費用はかかりますが、無理に自分で解決しようとして状況を悪化させてしまうよりも、結果的に安く済む場合もあります。
【原因別】詰まりの予防策
トイレットペーパーの流しすぎ:一度に大量のトイレットペーパーを流さないように心がけましょう。
固形物:うんちやトイレットペーパー以外のものは、絶対に流さないようにしましょう。
水の節約:節水型トイレは便利ですが、流す水の量が少ないと、詰まりの原因になることもあります。
トイレの詰まりは、誰にでも起こり得ることです。慌てずに、まずはこの記事でご紹介した応急処置を試してみてください。もし自分で解決できなくても、業者が必ず力になってくれます。安心して次の行動に移ってくださいね。