トイレに水に溶けないものを流してしまったら?原因別の対処法とやってはいけないこと
「うっかりトイレに水に溶けないものを流してしまった!」そんな経験はありませんか?焦ってしまいますが、まずは落ち着いてください。このブログでは、トイレの詰まりの原因を特定し、自分でできる対処法から、業者に頼むべきケースまで、具体的な解決策を詳しく解説します。
トイレの詰まりの原因を特定しよう
トイレに異物を流してしまった場合、原因はさまざまです。まずは何を流してしまったのかを思い出してみましょう。
トイレットペーパー以外の紙製品:ティッシュペーパー、紙おむつ、生理用品など。これらは水を吸って膨張するため、詰まりの原因になりやすいです。
固形物:携帯電話、おもちゃ、ペットのトイレシーツなど。これらは排水管の途中で引っかかって、完全に水の流れを止めてしまうことがあります。
ペットシーツやおむつは、特に注意が必要です。これらは水を吸うと驚くほど膨らみ、排水管を完全に塞いでしまいます。
自分でできる!トイレ詰まりの対処法
軽度な詰まりであれば、自分で解消できる可能性があります。
ラバーカップ(スッポン)を使う
家庭に一つあると便利なラバーカップは、詰まり解消の強い味方です。便器の排水口にラバーカップを密着させ、勢いよく引き抜くことを数回繰り返すことで、詰まりを吸い出すことができます。
お湯を流す
固形物ではなく、トイレットペーパーの詰まりであれば、少し熱めのお湯(40〜60℃)を便器に流し込むと効果がある場合があります。お湯の熱でトイレットペーパーが溶けやすくなります。ただし、熱湯は便器を破損させる原因になるため、絶対に流さないでください。
重曹とクエン酸を使う
軽度な詰まりには、重曹とクエン酸も試してみる価値があります。便器に重曹をふりかけ、その上からクエン酸を混ぜたお湯を注ぐと泡が発生し、この泡が詰まりを押し流してくれることがあります。
絶対にやってはいけないこと!
トイレ詰まりの際、絶対に避けるべき行動があります。
水を流し続けること: 詰まりが解消されていない状態で水を流すと、便器から水が溢れてしまい、被害が拡大します。
無理に棒などを突っ込むこと: 排水管を傷つけたり、異物をさらに奥に押し込んでしまったりする危険があります。
放置すること: 詰まりを放置すると、悪臭や水漏れの原因になり、さらに深刻な水回りトラブルに発展する可能性があります。
自分で解決できない場合は?プロの業者に相談
トイレに詰まりを自分で解決できない場合は、無理せず専門の業者に相談しましょう。特に以下のような場合は、業者に依頼するのが賢明です。
固形物を流してしまったことが明らかな場合。
ラバーカップを使っても効果がない場合。
便器の奥に詰まっている可能性が高い場合。
専門の業者であれば、専用の機材を使って、便器を傷つけることなく安全に異物を除去してくれます。
トイレのトラブルは、誰にでも起こり得ることです。慌てず、原因を特定し、適切な対処法を試すことが大切です。この記事が、あなたのトイレの詰まり解消に役立つことを願っています。