携帯トイレはどこで買う?登山や渋滞、災害時に役立つおすすめと選び方を徹底解説


「急な渋滞でトイレが見つからない」「登山の最中に催してしまったらどうしよう」といった不安を感じたことはありませんか?日常生活ではあまり意識することのない**携帯トイレ(簡易トイレ)**ですが、いざという時の安心感は計り知れません。

特に、近年の防災意識の高まりやアウトドアブームにより、携帯トイレの需要は非常に高まっています。しかし、いざ準備しようと思っても「どれを選べばいいの?」「どこで買うのが一番お得?」と迷ってしまう方も多いはずです。

この記事では、高単価な防災用品としても注目される携帯トイレについて、失敗しない選び方から具体的な活用シーン、さらには後悔しないための備蓄のポイントまでを、初心者の方にも分かりやすく丁寧に解説します。


なぜ今、携帯トイレの備えが重要なのか

私たちは普段、当たり前のように水洗トイレを利用していますが、災害時や特殊な環境下ではその当たり前が通用しなくなります。

1. 災害時の排泄問題は死活問題

地震や台風などの自然災害が発生し、停電や断水が起こると、自宅のトイレは使えなくなります。避難所のトイレはすぐに長蛇の列ができ、衛生状態が悪化することも珍しくありません。排泄を我慢することで水分補給を控え、結果としてエコノミークラス症候群などの健康被害を引き起こすリスクもあります。

2. アウトドアやレジャーでのマナー

登山やキャンプを楽しむ際、環境保護の観点から「排泄物を持ち帰る」ことが強く推奨されるエリアが増えています。自然を守り、自分自身も快適に過ごすためには、携帯トイレの持参は必須の装備といえるでしょう。

3. 長距離ドライブの精神的なお守り

大型連休の極烈な渋滞や、冬の雪道での立ち往生。車内に携帯トイレがあるだけで、精神的なストレスは劇的に軽減されます。特にお子様やお年寄り、尿意が近い方と一緒に移動する場合は、予備を含めて数個用意しておくと安心です。


携帯トイレ・簡易トイレの種類と特徴

携帯トイレと一口に言っても、その形状や仕組みは様々です。用途に合わせて最適なものを選びましょう。

吸水ポリマー型(袋タイプ)

最も一般的なタイプです。袋の中に吸水性のある凝固剤が入っており、用を足した後に水分を固めて処分します。

  • メリット: コンパクトで持ち運びやすく、安価。

  • デメリット: 自立しないものが多いため、便座にかぶせるか、手で保持して使う必要がある。

便座付き組み立て型(箱タイプ)

段ボールやプラスチック製の土台に便座がついたタイプです。

  • メリット: 普段のトイレに近い姿勢で座れるため、足腰が弱い方でも使いやすい。

  • デメリット: 収納時に場所を取り、持ち運びには不向き。

ポータブルトイレ(介護・車載用)

本格的な樹脂製のトイレです。

  • メリット: 安定感が抜群で、繰り返し使用することを前提としている。

  • デメリット: 高価であり、洗浄の手間がかかる。


失敗しない携帯トイレの選び方:5つのチェックポイント

購入後に「使いにくかった」「臭いが漏れて困った」という失敗を防ぐために、以下のポイントを確認してください。

① 凝固剤の性能(固まるスピードと量)

尿を素早くゼリー状に固める凝固剤の質が重要です。目安として、1回分で500ml〜600ml以上の水分を固められるものを選びましょう。また、数秒で固まる即効性があるものは、漏れのリスクを減らせます。

② 防臭・消臭力の高さ

使用後の最大の悩みは「臭い」です。活性炭入りの凝固剤や、臭いを外に漏らさない特殊な防臭袋(BOSなど)がセットになっている商品を選ぶと、数日間ゴミを捨てられない状況でも不快感を抑えられます。

③ プライバシーを保護する「目隠しポンチョ」の有無

屋外で使用する場合、周囲の視線が気になります。体全体を覆い隠せる黒色のポンチョがセットになっているタイプは、登山や道路上での使用に非常に役立ちます。

④ 使用期限と保存状態

凝固剤には使用期限があります。一般的には5年から10年程度ですが、湿気に弱いため、アルミパックで個包装されているものを選ぶと長期保存が可能です。

⑤ 廃棄のしやすさ

使用後は「燃えるゴミ」として出せることがほとんどですが、自治体によってルールが異なります。あらかじめ黒色の不透明な袋がセットになっているものなら、中身が見えず、廃棄時の心理的負担も軽くなります。


携帯トイレはどこで買うのが正解?購入場所別のメリット

1. ネット通販(Amazon, 楽天, Yahoo!ショッピング)

まとめ買いをするならネット通販が最も効率的です。

  • メリット: 100回分などの大容量パックが安く手に入る。口コミを比較できる。

  • デメリット: 実際に手に取ってサイズ感を確認できない。

2. 100円ショップ(ダイソー, セリアなど)

「とりあえず1個持っておきたい」という場合に便利です。

  • メリット: 110円で手軽に買える。車の中やカバンに忍ばせておくのに最適。

  • デメリット: 大量備蓄には向かず、防臭性能が専門メーカー品に比べると劣る場合がある。

3. ホームセンター・ドラッグストア

防災コーナーや介護用品コーナーに置かれています。

  • メリット: 実物を見て選べる。緊急時にすぐ入手できる。

  • デメリット: 在庫が限られており、ネットよりも割高なことが多い。


シーン別・おすすめの備蓄数ガイド

「一体、何個用意しておけば安心なの?」という疑問にお答えします。

利用シーン推奨される備蓄量選び方のコツ
一人暮らしの防災35回分(1週間分)省スペースな薄型タイプ
4人家族の防災140回分〜コスパ重視の大容量パック
登山・トレッキング2〜3個軽量・コンパクト・防臭袋付き
車の渋滞対策5個(1家族分)目隠しポンチョ付き

※成人の排泄回数は1日平均5〜7回と言われています。災害復旧には最低3日、できれば1週間かかると想定して準備しましょう。


携帯トイレをより快適に使うための裏技

知っておくと役立つ、ちょっとしたコツをご紹介します。

  • 便座への二重被せ: 災害時に自宅の便器で使う場合、あらかじめ大きなゴミ袋を一枚被せておき(防水用)、その上から携帯トイレの袋をセットすると、万が一の破れにも安心です。

  • 新聞紙やトイレットペーパーの活用: 凝固剤が足りない場合や、大便の際には、細かくちぎった新聞紙を混ぜることで水分吸収を助けることができます。

  • ペットシーツの代用: 小さなお子様の場合、ペット用の吸水シーツを箱の中に敷いて使うことで、安価に代用することも可能です。


まとめ:備えあれば憂いなし

携帯トイレは、日常で使うものではないからこそ、選ぶ基準が分かりにくいアイテムです。しかし、一度揃えてしまえば、災害への不安が驚くほど軽くなります。

まずは、車に数個、防災リュックに数個、そして自宅に数日分のストックを持つことから始めてみませんか?「あの時買っておいてよかった」と思える日が、あなたと大切な家族を守ることにつながります。

もし、具体的な商品選びで迷ったら、まずは「防臭袋」と「吸水量の多さ」を基準に探してみてください。自分に合った携帯トイレを見つけて、どんな時でも安心できる環境を整えましょう。


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