トイレつまりで少しずつ流れる時の原因と解消法!自力で直す具体策
「トイレの水がゆっくりとしか引かない」「水位が一度上がってから、時間をかけて下がっていく」
そんな異変に気づいた時、焦って何度も水を流してしまうのは一番のNG行為です。
実は、少しずつでも流れている状態は、「完全に塞がっていない」というポジティブなサインでもあります。しかし、放置すれば最悪の場合、汚水が逆流して床が水浸しになるリスクも。
この記事を読めば、専門業者を呼ぶ前に自分で試せる「勝率の高い解決策」がわかります。
1. なぜ「少しずつ」流れるのか?主な原因とリスク
まずは敵を知ることから始めましょう。水が少しずつ流れる原因は、大きく分けて3つあります。
排水路の「半分つまり」
トイレットペーパーの使いすぎや、流せるお掃除シートが途中で引っかかっている状態です。隙間があるため水は通りますが、排泄物が通るスペースがありません。
異物の混入(固形物)
スマホ、ペン、子供のおもちゃ、検尿カップなどが入り込んでいるケース。これらは水に溶けないため、放置しても自然に解決することはありません。
排水管の蓄積汚れ(尿石や蓄積物)
長年の使用で排水管の内側に「尿石」が付着し、通り道が狭くなっている状態です。これは「動脈硬化」のようなもので、徐々に流れが悪くなります。
2. 【即実践】自力でトイレつまりを解消する5つの方法
業者を呼ぶと、基本料金だけで数千円、作業費を含めると数万円かかることも。まずは以下のステップを試してみてください。
① 40〜50度のお湯を流す(紙づまりに有効)
トイレットペーパーは、水よりも「ぬるま湯」の方がふやけやすい性質があります。
やり方: 便器内の水位を下げた状態で、高い位置からお湯を注ぎ入れます。
注意点: 沸騰した熱湯は絶対に厳禁です。陶器製の便器が割れる原因になります。
② 重曹とクエン酸の化学反応を利用する
尿石や軽微な汚れには、炭酸ガスの泡で汚れを浮かせる方法が効果的です。
重曹をカップ1/4入れる。
クエン酸(またはお酢)をカップ1/2入れる。
ぬるま湯を注ぎ、30分〜1時間放置する。
③ ラバーカップ(スッポン)の正しい使い方
多くの人が「押し込む」ことに力を入れがちですが、実は**「引く」時が本番**です。
隙間がないように密着させ、ゆっくり押し込んでから、勢いよく「グッ!」と引きます。
少しずつ流れている状態なら、この吸引圧だけで開通することが多いです。
④ 真空式パイプクリーナー(最強の味方)
ラバーカップでダメなら、ホームセンターで売っている「真空式パイプクリーナー」がおすすめです。ハンドルを引く力が強力で、家庭でできる最強の物理手段と言えます。
⑤ 食器用中性洗剤を投入する
意外と知られていないのが、食器用洗剤です。界面活性剤が潤滑剤の役割を果たし、詰まりを滑りやすくしてくれます。100mlほど入れて20分放置するだけで、スッと流れることがあります。
3. やってはいけない!二次被害を招くNG行動
良かれと思ってやったことが、修理代を跳ね上げる結果になることもあります。
「レバーで何度も水を流す」
少しずつ流れるからといって、連続で流すと便器から水が溢れます。確認する時は、バケツで少しずつ水を足しましょう。
「ワイヤーハンガーで無理やり突つく」
便器の内部は複雑に曲がっています。無理に突つくと便器に傷がつくだけでなく、奥でワイヤーが抜けて取り出せなくなる恐れがあります。
「薬剤を混ぜる」
市販の強力なパイプクリーナーを複数混ぜるのは、有害ガスが発生する恐れがあり非常に危険です。
4. 業者を呼ぶべき判断基準と費用相場
いろいろ試しても改善しない場合、深追いは禁物です。特に以下の場合は、プロの出番です。
水に溶けないものを落とした自覚がある(物理的に取り出す必要があります)
「ゴボゴボ」と異音がし、家中の排水の流れが悪い(外の排水枡のトラブルの可能性)
半日以上放置しても水位が変わらない
修理費用の目安
基本料金:3,000円〜8,000円
軽作業(ローポンプ等):8,000円〜15,000円
重作業(便器脱着):20,000円〜
「見積もり無料」を掲げる地域密着型の水道修理業者を複数比較するのが、安く抑えるコツです。
5. 普段からできる「詰まらせない」ための予防習慣
一度直った後は、二度と繰り返さないための工夫が必要です。
「大」と「小」のレバーを使い分ける
節水のために常に「小」で流す方がいますが、水圧不足は詰まりの最大の原因です。トイレットペーパーを使う際は、必ず「大」で流しましょう。
ダブルのトイレットペーパーに注意
厚手のペーパーは溶けにくいため、一度に使う量に気をつけましょう。
定期的な掃除と点検
週に一度は中性洗剤で掃除をし、流れに異変がないかチェックするだけで、大きなトラブルを未然に防げます。
まとめ:落ち着いて対処すれば怖くない!
トイレが少しずつ流れる状態は、早期発見・早期対応ができれば、自力で安価に直せる可能性が非常に高いです。まずは「ぬるま湯」や「ラバーカップ」といった基本的な方法から試してみてください。
「毎日使う場所だからこそ、ストレスなく使いたい」
この記事の内容を実践して、安心で清潔なトイレ環境を取り戻しましょう。