穴開け不要!賃貸トイレを「貼って剥がせる」DIYで劇的に垢抜けさせる5つの手順
「築古の賃貸だから、トイレが古臭くて落ち着かない…」
「おしゃれなトイレに憧れるけど、壁に穴を開けたら退去費用が怖い」
毎日必ず使う場所だからこそ、トイレが理想の空間ではないと、なんだか気分もどんよりしてしまいますよね。でも、諦める必要はありません!
最近のDIYアイテムは驚くほど進化しており、**「壁や床を傷つけない」「退去時にスルッと剥がせる」**のが当たり前になっています。
この記事では、DIY初心者の方でも失敗せずに、賃貸トイレを劇的に垢抜けさせる5つの手順を詳しく解説します。特別な工具も、壁への穴開けも一切不要。あなたの理想のプライベート空間を、自分の手で作り上げてみませんか?
1. 賃貸DIYの鉄則!まずは「原状回復」の準備を徹底する
賃貸マンションやアパートでDIYを楽しむために、絶対に避けて通れないのが**「原状回復(げんじょうかいふく)」**です。退去時に元の状態に戻せないと、高額な修繕費用を請求されるリスクがあります。
失敗しないための下準備
まずは、施工したい箇所の汚れを徹底的に拭き取りましょう。
油分やホコリを除去: 汚れが残っていると、剥がせるタイプのシートでも粘着力が落ちたり、逆に変質してベタつきが残ったりする原因になります。
素材の確認: 壁紙が「機能性壁紙(撥水加工など)」の場合、シールがつきにくいことがあります。目立たない場所で、剥がせるシートの端を貼って数日様子を見る「パッチテスト」がおすすめです。
この準備を丁寧に行うだけで、仕上がりの美しさと、数年後の剥がしやすさが劇的に変わります。
2. 面積の大きい「床」から攻める!クッションフロアで一気にイメチェン
トイレの印象を最も大きく左右するのは、実は「床」です。ここを覆うだけで、空間の雰囲気が8割決まると言っても過言ではありません。
おすすめは「置くだけ」のフロアタイルやシート
「クッションフロア」と呼ばれる防水性の高いシート素材が最適です。
大理石調: ホテルのような高級感を演出できます。
テラコッタ・木目調: ナチュラルで温かみのある北欧スタイルに。
ヘリンボーン柄: ぐっと今っぽく、デザイナーズ物件のような仕上がりになります。
施工のポイント
トイレの床は、便器のカーブがあって型取りが難しそうに感じますよね。そんな時は、新聞紙や型取り用シートで事前に型紙を作るのがコツです。型紙に合わせてシートをカットすれば、隙間なくピッタリと敷き詰めることができます。
3. 壁紙シール(リメイクシート)でアクセントを加える
床の次は、視界に飛び込んでくる「壁」に手を加えましょう。全面を貼るのは大変ですが、壁の一面だけ、あるいは腰壁風に下半分だけを変える「アクセントクロス」の手法なら、初心者でも短時間で完成します。
剥がせる壁紙の選び方
最近では「賃貸用」と明記された、再剥離性に優れた壁紙シールが豊富です。
フリース素材(不織布): 破れにくく、剥がす時も裏紙が残りにくいので賃貸に最適です。
レンガ・サブウェイタイル調: 立体感のあるデザインを選ぶと、一気にカフェのような雰囲気になります。
貼り付けの際は、中心から外側へ空気を抜くように「スムーサー(ヘラ)」を使うと、プロのような仕上がりになります。
4. タンクや配管を隠す「タンクレストイレ風」DIY
「備え付けのタンクが野暮ったい…」とお悩みなら、**「タンクレストイレ風」**のDIYに挑戦してみましょう。
突っ張り棒とプラスチック段ボール(プラダン)が大活躍
穴を開けずにタンクを隠す魔法のアイテムは、「突っ張り棒」です。
タンクの両脇に突っ張り棒を設置する。
その上に、L字型に加工した「プラダン」や「薄いベニヤ板(リメイクシート貼付済み)」を乗せる。
レバーの部分だけ穴を開け、天板に手洗い用のボウルやインテリア小物を飾る。
これだけで、タンクが隠れてスッキリとした棚付きのトイレに変身します。収納スペースも増えるため、掃除道具やストックのトイレットペーパーを隠すのにも一役買います。
5. 仕上げは「小物」のアップデートで統一感を出す
壁と床、そしてタンク周りが整ったら、最後は細かなパーツで完成度を高めましょう。ここでも「穴を開けない」工夫が光ります。
アイアン調のホルダーや木製シェルフ
トイレットペーパーホルダー: 元々付いているホルダーのネジ穴をそのまま利用して、おしゃれなアイアン製や木製のホルダーに付け替えることができます。元のホルダーは退去時まで大切に保管しておきましょう。
照明の変更: 備え付けの電球を「エジソンランプ」などの温かみのあるLEDに変えたり、センサー付きのライトに交換したりするだけで、夜のトイレがリラックス空間に変わります。
タオルハンガー: S字フックや、ドアに引っ掛けるタイプのハンガーを活用すれば、壁を傷つけずに素敵なタオル掛けを設置できます。
賃貸トイレDIYを成功させるための注意点
おしゃれになるのは嬉しいことですが、以下の点には注意しましょう。
湿気対策: トイレは湿気がこもりやすい場所です。シートの下にカビが発生しないよう、施工前に除菌・清掃をしっかり行い、定期的に換気を心がけてください。
火気厳禁: DIY素材には燃えやすいものもあります。芳香剤としてキャンドルなどを使う場合は、設置場所に十分注意しましょう。
水漏れ確認: タンク周りを覆う際は、万が一の水漏れにすぐ気づけるよう、完全に密閉せず点検できる隙間を作っておくのが賢明です。
まとめ:あなたのトイレはもっと「好き」になれる
「賃貸だから」と諦めていた無機質なトイレも、剥がせる素材と少しのアイデアで、見違えるほど素敵な空間に生まれ変わります。
今回ご紹介した手順は、どれも一度にやる必要はありません。まずは床にシートを敷くだけ、あるいは小物を変えるだけでも、空間のエネルギーは確実に変わります。
少しずつ自分好みのパーツを集めて、世界に一つだけの落ち着くトイレを作り上げてみてください。扉を開けるたびに「あ、いいな」と思える瞬間が、日々の暮らしに小さな幸せを運んできてくれるはずです。